2013年10月26日
川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡り total 2787 count

物流博物館・特別展「明治・大正・昭和の鉄道貨物輸送と小運送」

Written By: 川俣 晶連絡先

物流博物館

「物流博物館の情報はあまり入ってこなかった。盲点領域だ」

「それだけ?」

「どうしても、特別展「明治・大正・昭和の鉄道貨物輸送と小運送」が見たかったのだ」

「ふーん。感想は?」

「面白かった」

「どこがいいわけ?」

「マニアの考える鉄道貨物輸送は鉄道車両の問題だ。でも、プロが考えると駅から先も含めた全体で考える。つまり、個別の客から駅、駅から個別の客の輸送も問題になる」

「どう問題になるの?」

「駅から先は個別の駅ごとに違う業者になるし、鉄道輸送も別会社。複雑な貸借関係が発生する。計算専門の会社まで出てくる。戦争になれば1つの駅の業者を1つにまとめる圧力も発生する」

「壮絶だね」

常設展 §

「常設展も面白かったぞ。凄いジオラマがあって、貨物列車や車が動いているんだ。しかも、電飾で夜になると車の小さなヘッドライトが点灯。あれは見事だ」

「へー」

「これだけ面白くて入場料200円。しかも場所は品川駅近く」

「なかなか良かったわけだね」